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2016年冬アニメ私感

2016年冬(1~3月期)のアニメに関して、振り返り点数付けをしたいと思います。

あくまで私個人の好みの話ですので悪しからず。

百点満点評価で、原作ありの作品に関してもアニメ単体での評価になります。

尚、基本的に全て最終話まで視聴した上での評価なのですが、「亜人」「だがしかし」の2作品はまだ最終話を観ていません。

 

僕だけがいない街 (A-1 Pictures)

総合: 93点, 作画: 91点, 演出: 92点, 美術: 93点

脚本(一話毎): 91点, 脚本(全話): 96点

今期で最も良かったと言える作品。作画は全話を通して美しく、特にEDの作画は非常に素晴らしかった。毎話次回が気になる演出と脚本で、緊張の糸を切らせる事のない展開。良いものを作ってくれたと思います。シリーズ構成は岸本卓先生、ハイキュー同様素晴らしいです。(ただしプリンスオブストライドは……)

 

昭和元禄落語心中 (スタジオディーン)

総合: 91点, 作画: 88点, 演出: 98点, 美術: 90点

脚本(一話毎): 92点, 脚本(全話): 92点

スタジオディーンが化けた。アニメ史に残る作品を観る事が出来たんだなあという印象。落語を丸一本入れる演出や音楽の使い方、その他諸々が斬新で挑戦的な意欲作。よくここまで形に出来たなあ。このすば然り、スタジオディーンに一体何があったのか。二期もこのままよろしくお願いしまあす!

 

ハイキュー‼ セカンドシーズン (Production I.G)

総合: 88点, 作画: 94点, 演出: 92点, 美術: 88点

脚本(一話毎): 90点, 脚本(全話): 86点

セカンドシーズンも魅せてくれました、ありがとうProduction I.G、ありがとう岸本卓先生。ファーストシーズン同様コンスタントに素晴らしいクオリティで提供してくれた作品。毎話緊張感と感動を与えてくれる。来期にも期待です。

 

灰と幻想のグリムガル (A-1 Pictures)

総合: 85点, 作画: 79点, 演出: 87点, 美術: 98点

脚本(一話毎): 83点, 脚本(全話): 85点

非常に惜しい作品。1~4話辺りの作画は素晴らしかったんだけど、途中から失速してしまったね。僕街も作ってるからこればっかりは仕方ない。この作品は本当に美術さんが素晴らしくって、背景の書き込みとその雰囲気が凄まじい。雰囲気作品って感じだ。あと1,3話のアクション作画がかなり凝っているので必見。

 

この素晴らしい世界に祝福を! (スタジオディーン)

総合: 84点, 作画: 74点, 演出: 82点, 美術: 70点

脚本(一話毎): 90点, 脚本(全話): 84点

ほんとどうしたスタジオディーン。何があったんだ。ちゃんと視聴者の「ツボ」を心得ていて、非常にギャグのセンスが良い。スタッフを見てもそれ程名作を作ってきたタイプの人がいる訳ではないが、おそらく作品とスタッフが上手く噛み合ったんだろうなあ。作画等は平均程度(終盤はとても良かった)だったけど、気付かぬうちに笑いが零れる良い作品でした。

 

鉄血のオルフェンズ (サンライズ)

総合: 81点, 作画: 82点, 演出: 81点, 美術: 79点

脚本(一話毎): 80点, 脚本(全話): 85点

お前これ日曜17時にやる作品じゃねえだろ! いや素晴らしいガンダムでした。ブラーをかける事で遠近感を出す技法を効果的に使っていて好き。重量感を感じるガンダムの作画や、その哀しくも奮い立たされるようなストーリーはこの世界観ならでは。2期もこの調子でお願いします。ビスケットォ……。

 

アクティヴレイド (プロダクションアイムズ)

総合: 81点, 作画: 83点, 演出: 81点, 美術: 78点

脚本(一話毎): 78点, 脚本(全話): 87点

好き嫌いが分かれる作品だと思う。(私は好き) 特撮だったりにおける「お約束」を演出として出しつつも、新しさを上手く前に出している。作画等も安定しているし面白いんだけど、今期はぶっ飛んだアニメが他にあったので見劣りしている感がある。序盤はあまりパンチがないものの、ストーリーラインは工夫されていて終盤のブチアゲ感が半端ない。

 

亜人 (ポリゴン・ピクチュアズ)

総合: 79点, 作画: -点, 演出: 83点, 美術: 78点

脚本(一話毎): 76点, 脚本(全話): 85点

3DCGアニメ。シドニアもそうだけど、ポリゴンはこういうダークな作風のアニメ得意だよね。劇場版をリマスターしてテレビ版にしているけどそれを感じさせない面白さがある。ポリゴンさんには、今後も3DCGアニメーションの技術を磨いていっていただきたい。

 

無彩限のファントムワールド (京アニ)

総合: 78点, 作画: 92点, 演出: 72点, 美術: 89点

脚本(一話毎): 68点, 脚本(全話): 71点

京アニだってただひたすらにスケベなアニメが作りたい時はある。仕方ない。まあ一話毎のお話もたまに泣ける部分があったりと悪くはなかった。京アニマジックで面白くなってただけだろうし、やっぱり京アニはすごい。まあでも同人誌に期待ですね、シコ材の提供ありがとうございます。

 

だがしかし (feel.)

総合: 74点, 作画: 82点, 演出: 70点, 美術: 71点

脚本(一話毎): 77点, 脚本(全話): 69点

サヤ師とほたるさんが動いているのを見られるだけで幸せってそれ一番言われてるから。一話完結もののほのぼのアニメとしてはとてもいい出来。でもこれ30分でやる必要あった? 私は好きやから別に良いんやけどな。駄菓子が食べたくなるアニメである事は確かなので、アニメとしての趣旨を貫徹できてる感はある。

 

GATE 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり (A-1 Pictures)

総合: 72点, 作画: 71点, 演出: 74点, 美術: 73点

脚本(一話毎): 69点, 脚本(全話): 71点

1クール目に続き、ある程度のクオリティでした。てかA-1さん今期もハードワークっすね……。アニメーターの死が作画から感じられるんですが……。序盤で多用してた画面分割の演出とか、煙や影に斜線を入れる効果とか終盤ほとんど見られなかったけど大丈夫だったんですかね。何かいろいろと不安になる作品でもあった。

 

ヘヴィーオブジェクト (J.C.STAFF)

総合: 72点, 作画: 64点, 演出: 75点, 美術: 72点

脚本(一話毎): 79点, 脚本(全話): 72点

J.C.さん女体を描くのほんと上手いっすね。肉感のある女体を見たいからヘヴィーオブジェクト観てるみたいなとこはある。(ない) 「次はどうやって打破するんだろう」というワクワクがコンスタントにあって、そこを楽しむ作品。作画が崩れるのはご愛敬。最終話付近の花畑はよく書き込んであって気合が感じられた。続編頼むで。

 

紅殻のパンドラ (Studio五組)

総合: 66点, 作画: 56点, 演出: 64点, 美術: 60点

脚本(一話毎): 69点, 脚本(全話): 67点

俺は好きだよ。でも客観的に見ると、やはり取るに足らない一作品だなあと。世界観の描き方がどことなく下手。臭わせるなら臭わせるである程度の強度で臭わせて欲しい。正直女の子同士のイチャイチャがみたいならとりあえず見とけばいいって感じ。それを求めてない人は見る価値がないと思います。

 

DimensionW (Studio3Hz ORANGE)

総合: 65点, 作画: 52点, 演出: 70点, 美術: 68点

脚本(一話毎): 65点, 脚本(全話): 61点

うーんこの。1~3話までは作画やらその他諸々良かったんだけど、中盤以降完全に息切れして最後まで戻らず。ストーリーも、いろんな部分に必然性がなく思い付きで付け足していった結果、収拾がつかなくなったという印象。1話が良かっただけに非常に残念な作品。

  

ラクエンロジック (動画工房)

総合: 59点, 作画: 65点, 演出: 60点, 美術: 61点

脚本(一話毎): 53点, 脚本(全話): 57点

カードゲームの販促アニメとしてはよく出来ていると思う。個々のキャラの特徴が出ていたし、ストーリーはすっきりとまとまっている。ただ、カードゲームありきの設定なので深みが全くない。まあ消費されるだけのアニメとしては良しという感じ。動画工房だけあって映像自体のクオリティは十分。 

 

最弱無敗の神装騎竜 (Lerche)

総合: 57点, 作画: 63点, 演出: 47点, 美術: 56点

脚本(一話毎): 59点, 脚本(全話): 46点

ストーリーが冗長で面白みに欠ける。ただ、ブヒれるという点においてのみ観る価値が見出せる作品。続編もあるんだろうけど、テンプレラノベ作品なので変わりは幾らでもある。動画自体のクオリティは担保されているので、女の子を見てブヒるだけなら最適。

 

ブブキ・ブランキ (サンジゲン)

総合: 49点, 作画: -点, 演出: 25点, 美術: 50点

脚本(一話毎): 50点, 脚本(全話): 65点

サンジゲンという会社はブブキ・ブランキという可能性を殺した。演出が絶望的にド下手なので、せっかくの良い設定が完全に殺されてしまっている。ギャグのセンスというかセリフ回し等のセンスが皆無なので、観ているのが非常につらい作品。3DCGアニメーション作成の過渡期とは言え、本当に勿体無い。スタッフが変わらないとすれば2期にも期待はできない。

 

少女たちは荒野を目指す (Project No.9)

総合: 44点, 作画: 56点, 演出: 20点, 美術: 50点

脚本(一話毎): 40点, 脚本(全話): 36点

キツい。その一言に尽きる。キャラクターの個性を立てようとしているのが非常に痛々しく、そこが気になってなかなか話に集中できない。確かにこのノリは、美少女ゲームとしてなら良かったかもしれないが、アニメにしてしまうとこれほどまでに寒々しく、そして痛くなるのだなという事を実感させられる作品。

 

ディバインゲート (studioぴえろ)

総合: 40点, 作画: 65点, 演出: 46点, 美術: 67点

脚本(一話毎): 30点, 脚本(全話): 20点

作画は非常によく、作品のテイストによく合った映像を作っており好印象。しかし脚本が酷い。ゲームの販促アニメだからだろうけど、キャラクターが多すぎる。名前を覚える間もなく死んでいったキャラクターも多いし、ストーリーも面白みに欠ける内容。戦闘シーンなどは特に映像としての出来が良いため、それを殺してしまっているのがもったいない。

 

プリンスオブストライド オルタナティブ (マッドハウス)

総合: 37点, 作画: 76点, 演出: 20点, 美術: 65点

脚本(一話毎): 40点, 脚本(全話): 45点

さすがはマッドハウス先生、どんなタイトルであってもある程度の作品には仕上げてくれました。ただ、キャラクターが臭すぎるのと女性に媚びてる感じが本当に痛々しい。女性が楽しむためにある作品だからね、こればっかりは仕方ないね。ただ、ストライドの競技中なんかは爽快感があって見応えもあるので良い。

 

PSO2 ジ・アニメーション (テレコム)

総合: 36点, 作画: 56点, 演出: 20点, 美術: 43点

脚本(一話毎): 23点, 脚本(全話): 34点

進研ゼミかな? ゲームの販促アニメだけあってゲームの登録の仕方からオフ会の仕方まで懇切丁寧に教えてくれるぞ! やったね! 会長が可愛いので観てて幸せなんですが、観てて非常に歯がゆい感じを覚える作品。観てるこっちが恥ずかしくなってくる。やめてくれ。まあ作画は良いのでまだましというだけ。最終回はアツい展開なのに何故か笑ってしまうのも何とも言えない。

 

靈剣山~星屑たちの宴~ (スタジオディーン)

総合: 5点, 作画: 14点, 演出: 2点, 美術: 10点

脚本(一話毎): 0点, 脚本(全話): 3点

スタジオディーンよ、何故これを作ったのか。新人育成のためですか? それとも中国との提携とかそういう感じですか? 本当にひどい。原作は中国のマンガなんだけど、翻訳が微妙なのと、漢字で専門用語をバンバン入れられるので何が何やら解らない。ストーリー自体も面白いわけではなく、主人公やらその周りの人間のキャラもくっさいので観てて苦痛しか感じない。よくもまあここまで酷い作品になったもんだ。しかも続編も制作が決定してるとかスタジオディーンさんは何を考えてるんですかねえ……。2期は見ません。