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2016年春アニメ第五週所感

ジョーカーゲーム (ProductionI.G) 5話

今回も素晴らしい回でした。コンテ・演出・総作監を巨匠黄瀬和哉先生が務めており、その実力に違わぬ非常に素晴らしいカットが多々見受けられる。今回は特に「暗さ」が良い演出効果になっていて、主人公が明るさに晒される場面では危機を迎え暗い場所では対照的に救われるという、本作におけるスパイの何たるかを象徴的に表しているようで面白い。全体としてのクオリティも高く素晴らしかったです。

 

コンクリート・レボルティオ 超人幻想 -THE LAST SONG- (ボンズ) 4話

これほど面白い作品が何故あまり話題に上らないのかがわからない。今回は特に面白く、人間の奢りや詭弁によって作られる規則を超自然的な存在が一瞬で凌駕してしまうそのある種の恐ろしさを、30分のアニメの中で斯くも上手く表現できるとはと驚く程の完成度。脚本の辻真先大先生の手腕が唸る素晴らしい回でした。演出や構成の良さもあり、最後には圧倒的なカタルシスを得ることが出来る。また音楽も素晴らしく、超自然的な存在をそのままに受容できるような音楽で、何をとっても文句のない出来。本当に素晴らしい。神回と言って差し支えないと思います。

 

ビッグオーダー (アスリード) 3話

絶望的に面白くない。土曜の朝6時半とかにでもやったら良いんじゃないですかねえ。まあ今回なんかは完全に乳首のラインが出てるキャラクターが出てきたし、全体的に朝には向いてないけど。じゃあ何でこんなに間の悪い作品に仕上げてしまったんだ! という作品ですね。語るべきところはない。作画も特に良くなく、テンポ感も非常に悪い。乳首くらいしか褒めるところしかない作品。以上。

 

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない (david production) 5話

思わず涙を流してしまう非常に良い回でした。AパートBパート共にカットの割り方や配色が変化するタイミングが上手く、引き込まれるような演出が本当に素晴らしい。演出の加藤敏幸さんには今後注目していきたい。重要な出来事が立て続けに起こる回で、これほど完成度を高く密に作品を仕上げられる手腕があるのは素晴らしい事。感動しました。神回と言って差し支えないでしょう。

 

僕のヒーローアカデミア (ボンズ) 5話

端的に良い回でした。1,2話に比べて寒いギャグが減りつつあるのは私的には好ましいですね。4話の盛り上がりからまた少し落ち着いた展開になっていたが、しっかり1話毎にカタルシスを得させてくれるのが良い。これまでの回に比べて若干作画を軽くしているような印象だが、緩急の付け方が上手く、手を抜いているとか追いついていないという印象は全く受けない。ボンズの培った技術力を感じる。

 

あんハピ♪ (SILVER LINK.) 4話

今回は比較的良い回だったんじゃないでしょうか。物語としてはメインの3人と後の2人が仲良くなる回だったわけだが、いい意味で何もなくて良かった。あんハピ♪にはこういう穏やかで何もないという事を求めていきたい。ところどころに闇というか狂気が漏れ出ているのは何なんだろう。個人的には水本志保さんのパステルな色彩が好きで、水彩画のような背景とかなりマッチしていて良いと感じるのだがそこは人それぞれ。

 

ふらいんぐうぃっち (J.C.STAFF) 4話

作画が結構怪しくなってまいりましたね。うーん、最後まで走り抜けてくれ。しかし中身は素晴らしい内容。やはり間の取り方だったりギャグに関するセンスがずば抜けている。魔法が完成した時にボワリと出る煙は音も相まって実在感がある。まあ雰囲気作りだったり以外はあまり言うべきところがないという感じだが、良い作品である事は間違いない。

 

うしおととら (MAPPA & studioVOLN) 31話

うしおととらを観てないオタクは遅くないから今からでも観た方が良い。最終決戦を目前にして毎回アツい展開で本当に楽しませてくれる素晴らしい作品。今回は流兄ちゃんとトラの真っ向対決や潮が麻子への思いを伝える回だったけれど、原作の再現度が毎度ながら本当に高く感動する。他の回に比しても深夜の少年アニメという感じが強かったのは脚本が米村正二だったからだろうか。本当に良い回でした。

 

甲鉄城のカバネリ (WIT STUDIO) 4話

やっぱり戦闘シーン滅茶苦茶カッコ良いっすね。演出の洗練され具合が非常によろしい。先週言及した無名の性格の話だが、これに関しては単に「性格が悪い」という訳でなく、これまでに記号化されてきた「頭の悪さ」を崩しているのかもしれないなと感じる回であった。創作物で出てくる頭の悪い人間というのは典型的な言葉やある種の優しさなどによって象徴・記号化されていたが、無名の頭の悪さは自覚のない頭の悪さというか思考に対する整合性の無さで表現されていて、そういうリアルな頭の悪さを表現しているという意味では非常に斬新で良いと感じる。というか登場人物のほとんどが学のなさそうな手合いというのも面白い。今後も楽しみにしています。

 

クロムクロ (P.A.WORKS) 5話

P.A.のよさは動きと構図に象徴されてると思うんですよ。この4話はクロムクロで特にその構図のよさが際立っている回だという印象を受ける。オコジョが剣之介を見送るシーンやムクロが道路を運ばれるシーン、他にも飛来したアンノウンが土煙舞う中から三体纏まって現れるシーン、剣之介が由希奈に馬の上から手を差し伸べるシーン、どれも印象的でそのまま絵画にでも出来そうな構図で素晴らしい。絵コンテが平松禎史氏だったのもあるんだろうなあ。P.A.のよさが詰まった良い作品。

 

文豪ストレイドッグス (ボンズ) 4話

ボンズが力を入れてるんだから作画やらの出来が良いのは当然。芥川の髪色とハイライトを区別するために、手前の髪色の部分はグラデーションに、ハイライトの部分はくっきりとした線分けがされているのは地味だが良い。今回も全体的にテンポ感というか間が悪いように感じたが、音楽の問題が結構あるのではないか。合ってないという程ではないが、絶妙に場面に合う音楽ではない感じ。まあボンズだから観るけどいまいちだ。

 

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った? (project No.9) 4話

ネトゲ嫁における狭義のスケベ回だったのか? 何か今週乳首のシルエットが出るアニメが複数あるんですが、クソアニメは乳首のシルエットを出したがるよね。今回はまだ比較的ましな回だったように感じる。相変わらず臭いしキツいけど、そのキツさが1~3話の60%程度(当社比)だったような気が。クソっぷりが前面に来ているから気づかなかったけど、モーションは若干良いところあるよね。それだけだけど。(宿屋でアコが迫るシーンでは乳の重量感と存在感が感じられる作画で少し感心した。)

 

マクロスΔ (ビックウエスト) 5話

背景は滅茶苦茶綺麗ですね。アトリエムサだからそりゃそうか。同時にそれ以外はどれもいまいちだった回でもある。物語の進行的には必要な回で、主人公やヒロインの葛藤だったりを描く回なのだが、テンポ感が早すぎて登場人物の心中が十分に描写されていない印象を受ける。作画もかなり怪しくなっていて今後に不安を感じるような具合。今後どうなるか期待に不安が混ざるようなそんな回だった。

 

キズナイーバー (TRIGGER) 5話

前回怪しい登場をした2名の先生の目的が明らかになると共に、少しずつ明らかになるキズナの会の目的。第二段階に到達する事でキズナイーバーたちが心の痛みを共有できるようになるところまでは予想通りといったところ。今後は互いの心が全てツーツーになるまで段階が進んだりするのだろうか。相変わらず作画は非常に良く、視線やちょっとした仕草から情動を読み取れる作りになっているのは、ある種文学的といえるのではないだろうか。また背景に関しても、おんぶしながら歩くシーンで夕焼けがかなり印象的な影を落としていて美しかったり、他のシーンでも随所に決めどころがあって緊張感が持続される。非常に良い回だったと思います。

 

迷家 -マヨイガ- (diomedea) 5話

多くの人間が集まると生じる現象を良く表現した一話だった。これに関しては見事と言う外ない。大勢の人間が集まって話すと、およそ下らない方へ話が進むもので、そういった部分がよく表現されていて非常に面白かった。他にも言葉の端々にその人間の特徴が現れていて、十分に人間考察を行った結果なんだろうなというのがはっきりとわかる作りで好印象。まいまいが光宗に飴を渡すシーンで、指先が触れないように渡していたのも非常にアレでよい。全体的なクオリティ的にも、今回はこれまでで一番面白く良い回だったんじゃないでしょうか。

 

学戦都市アスタリスク (A-1 Pictures) 17話

良い戦闘回でした。アクションにおける動きも自然で、お決まりの展開もあり非常にアツい。アルティが合体するシーンや必殺技を放つシーンは気合の入った作画で観ていて爽快。特に必殺技のシーンは金世俊が担当しているようで、実績がある分期待を裏切らないモーションを描いてくれている。個人的には変身した後の勇者王パースに近い構図や、その後の雷のエフェクトの動きがかなり好き。次回予告の人がようやく役に立つって感じで何か笑ってしまう。今回も前話に引き続き良かったんじゃないでしょうか。

 

三者三葉 (動画工房) 4話

作画ァ!! いや今回は作画のひどい回でしたね。猫の写真を撮ろうとするところは良かったよ、うん。しかしその後が問題だ。三者三葉からその良作画を抜いたら何が残るのか、それは多少のゆるふわ要素だけであった。以上。関節が1つ多かったり顔がアレだったり双葉の前の皿が描き忘れられてたりといろいろと酷い作画だった。まあ1~3話で頑張ってたからね。もう何も言うまい。構成も微妙で、新しいキャラが2人も出てきたのに全く印象に残らない楽しい作り。4話にして残念回でした。

 

ばくおん!! (トムス・エンターテイメント) 4話

温泉回という事で典型的な温泉でのキャッキャウフフのカットもありましたね。入浴シーンでの云々はともかく、バイクに乗る苦しさと良さとをバランスよく表現していて構成が上手いなあと感じる。原作が良いんだろうなあ。(買います) ニッチな題材をここまでちゃんと調理して形に出来るのは経験豊富な西村監督の手腕だろう。素晴らしい。

 

くまみこ (キネマシトラス) 5話

くまみこもお風呂回っすか……良いっすねえ……。まあ5話だからそうだよね。作画は至って普通で特筆すべき点なし。ただ演出が他話に比べてテンポ良く、ギャグも良い間合いに仕上がっている。演出の飯野慎也さんはあまり名前は聞かないが、ゆゆ式で演出助手をしたのも一因なんだろうか。今後注目したいところ。

 

ハイスクールフリート (プロダクションアイムズ) 4話

他の艦との邂逅と謎の鼠の登場と様々な出来事が起こる回。真相はまあどこかの企業なり国家が開発した鼠が催眠術で~とかそういう感じなんだろうなあ。物語としては面白いのだが、1話毎をもう少し緩急をつけてスマートに構成できなかったのだろうかと感じる。気になるから観はするが、全体として観て面白いと思える作品だと嬉しい。

 

逆転裁判 (A-1 Pictures) 5話

頭で出てきたトノサマンのシーン、エフェクトなどが結構バカにできない出来だったので少しおおっとなった。今回は2~4話に比べて作画も安定しており、完成度は十分だったように感じる。まあ他にはあまり語ることはない。

 

坂本ですが? (スタジオディーン) 4話

こりゃもうダメだよ。言及すべきところが何もないし時間の無駄なので何も言及しません。