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2016年秋アニメ第一週所感

いよいよ秋アニメが始まりまして、今期もかなりインパクトの強いアニメが多いなという印象です。

人気アニメの続編もオリジナルアニメもどれも期待できる作品ばかりで、今期も忙しくなりそうですね。

 

それでは今期もいってみましょう!

 

 

ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン (マッドハウス) 13話

非常に良い最終回でした。夏アニメで最後に観たのがねじ巻き精霊戦記で良かった。勝利を味わわせこれまでの話を上手く総括したうえで、PVで出てきたセリフを最後の最後のCパートでぶち込んで来期を期待させる絞めをするという華麗な幕引きで、この収まりの良さは他のアニメには真似できないなという終わり方だった。ヤスカワショウゴ氏が脚本・構成を担当しているだけあってやはり面白い。アクションシーンの作画も相変わらず良く、陰影の使い方の巧妙さなども相まって「マッドハウスが作って正解だったアニメだなあ」と心底から思った。大変面白く、良いアニメでした。ありがとうございました。

 

響け!ユーフォニアム2 (京都アニメーション) 1話

端的に申し上げて最高だった。1期の完成度もかくやというほどの出来でした。正直なところ1期の完結感がつよくて、2期はどうだろうと思っていたが1話で一気に持って行かれてしまった。監督をはじめスタッフさんは1期のままの方が多く安心して期待できるだろう。第1話の演出は監督の石原立也氏と、あの1期8話(夏祭り回)を手掛けた藤田春香氏だったが、本当に隙のない演出とつなぎで絶妙なバランスが保たれているとんでもない回だったと感じる。冬シーンに始まり「おや」と思わせてから1期からの続きに戻ったかと思うと、今までスポットライトが当たっていなかった鎧塚先輩に注目させ、更に1期でははっきり触れて来なかったこれまでの問題に触れつつ最後は宇治川花火大会で優勝するというこれでもかという程のラッシュで、一時たりとも目を離せないような作りになっていて感動した。いやーもうね、最高ですよ。期待するしかない。視聴確定!(あとオタクじゃないけど00年代のオタクなので「3秒ルール」で少し感動してしまった)

 

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ (サンライズ) 26話

長井龍雪が天才過ぎる。何だこの1話は。いや本当に凄いよ。1話丸ごとPV並みの完成度で出て来るとは思わなかったので驚いた。脚本としても1期を清算しつつ未来に向けた期待と不安を感じさせるようなもので、岡田磨里氏の構成が光っていた。新しいモビルスーツはカッコいいしコンテのレイアウトは抜群だし演出も外連味溢れる出来だしでもう文句のつけようがなかった。マクギリスが部下と話しているときの、左右対称ではないが二人の目線の交点が画面の中心点になっているレイアウトなんかはもう美しくて唸ってしまうレベルで、そういうカットがかなり多かったという点でも評価できる。いやーほんと素晴らしい一話でした。今後もよろしくお願いします。

 

Occultic;Nine (A-1 Pictures) 1話

うおおい滅茶苦茶良い出来だなあおい! センスが良すぎる。テンポ感の絶妙さとカット単位で入る情報量の高い絵、行きつく暇もないセリフの嵐でただただ圧倒されるばかりだった。A-1だけあって作画が良いのは言うまでもないのだが、美術監督アイマスも手掛けた薄井久代さんという事もあり繊細で良く描き込まれた背景にぬるぬる動くキャラがスッと馴染んで超絶な映像美となっていた。良く動くおっぱいに可愛いキャラクター、その中に潜むグロテスクさが良いアンバランスさを醸し出していてひたすらにハイセンスだ。エロ・グロ・ナンセンスを現代アニメに落とし込んだ良い1話だったと思います。今期覇権候補として圧倒的な存在感を1話で出してきたOccultic;Nine、注目するしかない。

 

ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校 (ProductionI.G.)1話

すんばらしい出来でした。ひゃー本当に良い。OPからして覇権の風格といったところ。初めの雪山が大鷲に代わるところからしてもうかっこいいのに、黒背景の中で一人一人の動きをバッチリ見せるという演出だったりとにかく良いところを上げればキリがないレベルだった。さすがは夏目真悟氏といったところ。本編に関しても圧倒的なクオリティで、個人的には選手呼名からのハイタッチのシーンで各々のタッチの仕方にこだわりが見えたり、思いっきり叩きつけられた後の手のひっこめ方などが好きだったのだが、そこに限らず全カットにおいて細部まで描かれぬかれている良さに圧倒された。1期2期に引き続き良いものを見せてもらえそうなので期待しています。

 

DRIFTERS (フッズエンターテイメント) 1話

良いっ! 陰影のつけ方がかなり特徴的で、影の多い背景は平野耕太氏の絵柄にかなり忠実な印象。インパクトも強く、レイアウトも良い、本当にバランスの取れた良い一話だったと思います。色彩設定が夜のヤッターマンも手掛けたのぼりはるこ氏という事もあってコントラスト強めの良い色味になっていると感じる。背景の繊細さと裏腹にアクションシーンでの豪快なモーションや人物をかなりアップに撮るレイアウトのアンバランスさが、ある種の不気味さをもって画面に浮き出てくるというのもまた良い。演出も上手く1話としての脚本のおさまりも大変良かったので観ていて爽快でした。期待したい一作。

 

装神少女まとい (WHITE FOX) 1話

キャラデザが滅茶苦茶好き。インパクトは大きく、かつ可愛くて適度に下品な1話だったなと感じます。まといちゃんとゆまちゃんが本当に可愛らしく、表現などのテンプレ昭和感も相まって良い具合に仕上がっていた。設定の考証が良くされているんだなというのが解るような脚本で、ギャグのセンスも程よく、シリアスに転んでもギャグに転んでもおかしくないと思わせられた。(たぶんシリアスに転ぶんだろうけど) 美術設定が青木薫氏である事も相まってビジュアル面でも期待できる。WHITE FOX初のオリアニだけあって気合いが入っているなと感じるので気合いを入れて視聴継続したい作品だ。

 

ステラのまほう (SILVER LINK.) 1話

可愛い。超可愛い。いやSILVER LINK.さんさすがですわ。柔らかい空気の作り方を本当に熟知されているというかもう大変良かったです。のんのんびより川面真也氏が監督を務められていて、スタッフさんも結構のんのんびよりのスタッフさんが担当されてたりするようなので期待できる一作。掴みとしてゆるすぎずかといって真剣すぎない雰囲気作りが良く、物語にスッと移入する事が出来る。背景に関しても非常に美しく、随所に入れられるパステルな色合いも相まって、物語の雰囲気にかなりマッチした画面になっている。良い。大変良いですよ。脚本が志茂さんという事もあって期待できる。視聴決定!

 

終末のイゼッタ (亜細亜堂) 1話

亜細亜堂か……亜細亜堂!? 割と露出の多いシーンもあったので本当に亜細亜堂が作ったのか再確認してしまった。1話としては面白そうというか、歴史異史ものという事で期待できる部分は多い。設定としてもWW2辺りを題材にしつつスチームパンク的なカプセルが出たり魔法が出てきたりとワクワク出来るようなもので面白い。フィーネも可愛らしくセクシーで良い。そして作画もリアリティのある動きと派手な演出が映えるような堅実かつ上質なもので、安定感と派手さの両立したいい作画だったと思います。脚本が吉野弘幸氏だったのでスケベ的アレがこのキャラたちに襲い掛かるのかと思うとなかなか悩ましいところはあるが、期待できる作品だと思います。

 

ブレイブウィッチーズ (SILVER LINK.) 1話

溢れ出る00年代感。いやー良いですね。1話として十分な掴みと主人公の性格が良く表れた脚本で、正統派という印象が強い。飛び抜けて良いという事はないが安定感のある作画で、やはり空や雷の表現は綺麗で良かった。ただ、3DCGモデルの質感がのっぺりしていて若干背景から浮いているような印書で、せめてOPは手描き作画であって欲しかったという感じがある。本筋に入るのは2話からのようなのでとりあえずは様子見といったところ。お姉ちゃんのおっぱい最高すぎるな?

 

ALL OUT!! (トムス・エンターテイメント×マッドハウス) 1話

うーーーーん絶妙にテンポ感が悪い。映像としては美しく、キャラクターの動きや表情も生き生きしており観ていて気持ちが良いのだが、キャラが立ちすぎていていまいち移入できないという部分もあっていまいち乗り切れない。間の悪さと微妙なギャグも相まって1話の輝かしさみたいなものが失われている感が否めない。ただ、ラグビーのアクションシーンでの動きや重量感の演出は迫真のもので、実在感と外連味が上手く混ざり合ったいい作画だったと思います。物語が進展するにつれて観ている時の移入感なども変わってくるだろうし、トムス・エンターテイメントとマッドハウスの合同という事もあるのでもう数話様子を見つつ判断したいところ。

 

TRICKSTAR -江戸川乱歩「少年探偵団」より- (トムス・エンターテイメント) 1話

うーん1話では何とも言えない感じだなあ。原案はあれどオリジナルという事でどう転ぶか楽しみなアニメではある。演出やカット割りなんかは上手くて面白かったのだが、セリフ回しやキャラのつけ方が割と極端で、脚本が最後まで筋が通っていないと大コケしそうだなという印象。絵柄的には作画がガクッと崩れるような事もなさそうな感じではあるのでその点では期待している。トムス・エンターテイメントだし何とかやってくれるんじゃないかという期待感もある。ただ、1話目の印象としては他の作品に比べると良いとまでは感じなかった。今後に期待しています。

 

ブブキ・ブランキ 星の巨人 (サンジゲン) 1話

相変わらず非常にダサいなあという印象を受ける。演出に関しては絶妙でBパート後半のシリアス部分からEDにかけての描写は上手くて良かった。3Dのモーションや表情に関しても1期でさえかなり豊かだったのに対して更にブラッシュアップされているような印象で、柔らかな肌の動き(おっぱいもそう)が良く表現されていて面白かったです。やっぱり監督の趣味というか趣向があまり理解できなくて批判的に観てしまったが、技術や演出に関しては目を見張る部分も多いので、しょーーーーもないセンスのギャグなんかには目を瞑りつつ観ていこうかなという感じ。

 

Vivid Strike! (セブン・アークス・ピクチャーズ) 1話

良いリョナアニメだ。なのはVividの続編のようだがかなりなのはVividを途中で切ってしまったのでいまいちピンと来ない。ただ、アクションのモーションや演出・特殊効果が良く、臨場感のある戦闘が演出されている。物語の筋自体もよくある格闘技もの(明日のジョー感がある)を踏襲しつつ1話で当座の目的が明確に示されており、解りやすくて良いものだ。キャラの数が多いのでいまいち覚えきれない人もいるかもしれないがまあその内おぼわるんでしょうという感じ。今後どうなるかはまだ判断しあぐねるような1話でした。

 

ろんぐらいだぁす! (アクタス) 1話

ちょっと私は無理ですねこれ。個人的に東山奈央が嫌いだからというのもあるが、どうしても亜美のキャラがキツく感じてならない。感受性が豊かみたいな設定なのかもしれないが、正直当たり前の事を大袈裟に言うめんどくさい女としか捉えられなくて観ているのが苦痛だった。作画に関しては物凄く丁寧で、特に陰影のつけ方や色合いの穏やかさなど美しい要素が多かった。CGも手書き部分と良くマッチするようになっていてよかったと思います。ただ、サイクリング時のCG背景が直線的すぎてかなり不気味だったのでその辺りは評価できない。はたしてアクタスはこの作画クオリティで最終話まで走る事が出来るのだろうか。(キャラが無理すぎて最終話まで観ない可能性が高い)

 

レガリア The Three Sacred Stars (アクタス) 5話

完全に優勝してしまった。いやお疲れさまです。おかえりなさい。あのねえ、もうレガリアの何が良いっておっさんがかっこよくてメカとか必殺技が最高に男の子なところなんだよなあ。何だよグラファイト・チャージって。最高かよ。最高だよ。物語自体はまあ大した事も無くて、ユイが決心してレナがレガリアから力を貸してもらうといういわゆる王道展開なんだが、アーベルさんが最後に「イングリッド様を頼みます」と告げて去っていくところなんか特に背景にある様々な設定・思惑が表れていて好きだった。単なる百合ロボアニメだと思ってたら、とんでもないほどおっさんがカッコいいおっさんアニメだった……。騙されたけど最高だ……。ありがとう。これからも頑張ってください……。

 

DAYS (MAPPA) 13話

良いっ! 特にAパートの作画と背景が抜群に良い回でした。いやー初めのジョギングシーンからのぞみちゃんに会うところまででちょっと感動してしまった。コントラストの強い夏っぽい配色に映像と同期する息遣い、一粒ずつが輝く汗など、かなり出来のいいカットが多く素晴らしかった。Bパートに関しては相変わらずのという感じだったが、茶番感も不快でない程度で全体的に質の良い一話に仕上がっていたと思います。脚本はまあこれからの話の始まりって感じだったので程良いなという印象。良い回でした。

 

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない (david studio) 27話

うーん作画。かなり作画の質が悪くなってますね。新クール初話にしては雑な仕上がりで枚数も少ない。色彩に関しても深い色が多用されている事もあってあまりキリッとは映えない印象。物語自体が本筋にあまり関わらない部分なのでまあいいかなとは感じるが、それでもちょっと厳しい部分がある。脚本は落ち着いたというか平坦なもので、最後のチンチロチンで1,2,3を露伴が出した時の演出がかなりビビッドだった事が印象的だった程度。やはり作画に足を引っ張られている印象の強い回でした。